訪日タイ人を誘致するべきその理由!

良質の観光地は、良質の観光客に育てられる

タイ人向けインバウンド事業についてのデータ類は数多く発表されているけれど、「本当のところはどうなんだろう?」 そうお客様からの問合せをよく頂きます。現場で培った知見、体感したタイ人のインサイトをもとに現地インバウンドのエキスパートがシリーズでお届けする(だいぶ主観も入っているけれど)血の通った熱いレポート、今回は「タイ人を誘致するべきその理由」!

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感覚は日本人に似ている!?

訪日するタイ人のほとんどは中間~富裕層、中華系タイ人の割合が多くを占める。中華系といっても、現在の労働力(=購買力/旅行先決定権のある層)となっている三、四世などニュージェネレーションともなると、考え方、行動、ビジネス方式はいわゆる中国人がそうとされているのようにアグレッシブではなく、南国の人らしく穏やかで柔軟性がある(ノンビリとも言う)。

むしろ急かされたり、ガミガミ言われたり、テンパる状況が苦手、自国に旅行に来て爆買いや心ない行動をする観光客に内心は眉をひそめている。

公共の場においてのマナー意識は日本人によく似ており、秩序や規律においてのセンサーの感度がとても高く、特に「アウェイ」の時にはその土地に敬意を払い、粗相のないように行動する。

また、タイには日系企業も多く、現地に住んでいる日本人は大使館発表で4万人。実際は倍以上では?と言われているほどで、訪日のタイ人ターゲットはなんかしらの形で日本人と接している場合が多い。故に日本人に対して知識があり理解をしてくれやすい。

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「焼き魚の表面を食べ終わったら裏返していいのか、それとも中骨を外すべきなのか」

「神社で勢い余って三拍手してしまったが周りの人に失礼じゃなかったか」

「電車で席を譲ったら断られたが、何が悪かったのか」

※タイでは子供や老人はもちろん、荷物が多い女性や美人(!)などにも席を譲るのが自然。

そんな質問が出てくるほどの人たちなので、日本の繊細で行き届いたオモテナシに敏感に反応してくれる。我々の文化や習慣を興味深く思ってくれ、尊重してくれる。

海外のインバウンド事業ではお金をたくさん落としていく客を優先したがために失敗した例も多々ある。荒らされて、しまいには誰も寄り付かなってしまった、なんてことのないよう日本の外国人誘致もこれからの成熟期に向けターゲットの選定が不可欠となる。

以上を考慮すると、文化に理解があり、マナーが良く、購買能力もそこそこある、しかも友人・知人の情報に対しての信頼度が高いためバズ効果(口コミ)で同レベルの新規客誘致を期待できるタイ人は素晴らしいターゲットである。

[参考]

日本国内での旅行中支出(パッケージ内訳を含まない)

平成27年10月~12月観光庁調べ               

中国     225,681           円

 タイ     114,696           円

台湾     102,929           円

 韓国     61,862 円




Written by:  ライターS

バンコク在住歴15年。長年、訪日インバウンドビジネスの企画・コーディネートに携わる、タイ人向けインバウンドのエキスパート。現地で培った多くの知見をもとに、日本人・タイ人両方の視点から、タイインバウンドにまつわるリアルなインサイトをお届けします!




 

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